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物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために

講談社現代新書 2782
難波優輝/著
著作者
難波優輝/著
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2025年7月
ISBNコード
978-4-06-539964-4
(4-06-539964-5)
頁数・縦
237P 18cm
分類
新書・選書/教養 /講談社現代新書
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価格¥960

出版社の商品紹介

出版社からのコメント

清涼飲料水の広告の少女はいつもドラマティックな青春を謳歌しているし、「推し」はファンの期待した筋書きどおりに振る舞うし、就活面接では挫折経験を「美談」として語らねばならない。「私は端的にこう思う。何かがおかしい、と。」(p.4)「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う−−。新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。わたしたちは何のために哲学するのか。それは、もっと世界に出会うため、もっと広々とした場所に行くため、もっと可能性にめまいをおぼえるためなのかもしれない。難波さんは、考えれば考えるほど、自由になっていくみたいだ。−−永井玲衣ずっと、アイデンティンティを見つけなければと思っていた。でも、アイデンティティという名の物語に囚われていただけだったのかもしれない。難波さんの本はそんな僕に「世界を見くびるな。そこから出てこい!」と語りかけてくれる。−−田村正資***人々はあまりにも強い物語の引力に引き寄せられて、もはや物語に支配されつつあるのではないか、と私は危惧し始めた。だから、私はこれから、物語に対抗したいと思う。何かしらの物語が私たちの幸福を奪うのだとしたら、もはやそんな物語は廃棄されるべきだろう。私はよき物語を愛している。それゆえ、物語を批判したいと思う。愛するということは、支配されるわけでもなく、支配するわけでもなく、独特のバランスのなかで惹かれ合い、反発し合うことなのだと考えている。……第一部の「物語篇」では、物語化の持つ魔力と危うさを論じていく。第二部の「探究篇」では、物語の危険を避け、物語を相対化できるような思考を「遊び」を手がかりに探索していこう。その中で、改めて物語との向き合い方がみえてくるはずだ。物語化批判、そして、遊びの哲学を始めよう。−−「序章 人生は『物語』ではない」〇 誤解を生む「自分語り」…

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